マイグレーションとは
マイグレーションとは、「移動」「移入」「移住」といった意味をもつ言葉です。
Ruby on Railsからデータベース内にテーブルの元を移入するためのもの、といった意味みたい。
マイグレーション機能をひと言で説明すると、
「SQLを書くことなくRubyでデータベース内にテーブルを作成することができる機能」
です。
SQLを書く必要がない理由は、Ruby on Rails内のActiveRecordという機能が
RubyをSQLに自動翻訳することができるためです。
その仕組みを利用すれば、Rubyが記載された所定のファイルを使い
翻訳処理を経由してSQLでデータベース操作ができます。
$ bin/rake db:migrate
上記コマンドを実行することにより、RubyがSQLに翻訳されて、
データベースに自動接続します。そして、テーブル作成のSQLを自動実行し、
正常に作成されたか否かの結果を表示します。
なお、一度実行対象になって正常に実行されたマイグレーションファイルは、
実行対象から除外されます。まだ実行されていないファイルのみが対象になります。